展望台の桜にまつわる経緯 운영자| 2015/11/09 |閲覧数 16,073
  • 월명동


月明洞(ウォルミョンドン)自然聖殿の芝生を上りきったところで右側に上がっていくと

展望台があります。

ここからはテドゥン山の奇岩絶壁がすべて見えます。

月明洞(ウォルミョンドン)自然聖殿は自然なだけあって木がたくさんあります。

松、桜、ケヤキなど種類も多様にありますが、

その多くの木を管理することは易しくはありません。

鄭明析牧師は月明洞(ウォルミョンドン)の木、一本一本に愛情をもって

神様の聖山にある木を管理しました。


ある日、展望台の上の桜の木が枯れそうになっていました。

葉っぱが縮む萎縮病にかかり、枯れかかっていました。

もともと展望台のこの桜は小さいときから

病気にかかり見た目が良くなかったけれど、

展望台に桜の木が一本はあったほうが良いと

考えて抜きませんでした。


このように何度も病気の危機を越えてきた桜の木ですが、

また病気にかかったのです。

鄭明析牧師は病気にかかり、枯れていく桜の木を管理する中で、

マタイによる福音書6章に野の草一本までもかえりみて管理なさる

神様のことが思い浮かび、病気にかかり、枯れていく桜の木のために

祈りました。


そうしたところ特別に肥料を与えたわけでもなかったのに

鄭明析牧師が祈ってあげ、剪定してあげたら

展望台の桜の木は枯れずに生き返り

その次の年から花を咲かせ始めました。

その花が咲いた姿が隣の木に対してあっちに行けと

いたずらしているようでもありました。

それもそのはず、桜の木は展望台のすべての木の中で

一番上に位置していました。


しかしいくら桜の木が好きで、見た目が良くても

他の松を遮るので枝を少し切らなければなりませんでした。

鄭明析牧師は、桜の木が上にもっと大きくならず、横に大きくなれるよう

木の高い枝を打ってあげ、他の木がついてこられないように

桜の木の個性を生かして剪定をしてあげました。


丸く盆栽の桜の木に作りました。

鄭明析牧師は一本の桜の木を育てたけれど

長い間手をかけて管理しました。

その木だけではなく月明洞(ウォルミョンドン)自然聖殿の多くの木は

管理を受けて各自の個性を誇って育っています。

鄭明析牧師は神様が創造なさった自然を、神様の立場で考えて、

どれひとつも疎かにせずに手入れをし

月明洞(ウォルミョンドン)自然聖殿を美しく雄大に神秘的な調和をなすようにしました。


*萎縮病:農作物が病原体の侵入を受けて葉っぱ・幹が不規則に縮んで奇形になる病気


- 1998年 4月 14日 鄭明析牧師の明け方の御言葉より

- Translation : RS3987